STORY
ある日突然、ストレスによって自分の顔を認識できなくなる【青年期失顔症】を発症してしまった朝葉(渡邉美穂)。
10代が発症するこの症状は「自分を演じている人がなる」というSNSの誤った情報が拡散されている。
朝葉も周囲に知られ、避けられてしまうことを恐れ誰にも言えず1人で悩んでいた。
そんな、朝葉の異変に気が付いたのは、唯一、同級生の聖(佐藤新)だった。
聖は朝葉に「今までと変えなくていいの?」と問いかけ、ことあるごとに、朝葉を気に掛けるようになる。
毎日振り回されながらも、誰にも流されない聖をみて朝葉は自分がやりたいこと、
本当に好きなことは何か、自分自身を見つめ直しはじめる。
そして、次第に聖の存在が朝葉の中で大きくなっていく。
しかし、そんな聖にもずっと抱えていた“あること”があって――。